混沌字引

  なんか、用語集とかって読んでると時間を忘れられますよね。
  というわけで、単語をカオティックかつ無闇に並べてみます。発狂する可能性があるので、閲覧は程々に。

         


マシュマー・セロ(人名/ネオ・ジオン将校/ガンダム  忠誠度 ☆☆☆☆☆☆ )

 機動戦士ガンダムZ・Zに登場する、ネオジオンの将校。ネオジオン総帥、ハマーン・カーンの薔薇の騎士。
 戦艦エンドラの艦長としてシャングリラコロニーを掌握しようと訪れたが、そこにアーガマとジュドー・アーシタがいたのが運の尽き。自らMSに載ってアーガマを強襲したものの、ジュドー・アーシタが搭乗したZガンダムに破れ続けた。
 敗因には、猪突猛進っぽい割に慎重な性格だったことなどが挙げられる。

 一旦監視役のキャラ・スーンのセクハラに耐えかねてエンドラから逃亡するが、現実時間で半年後強化人間として再登場。
 ダブリンへのコロニー落としを成功させて現れた彼の姿には、初期のような騎士道精神を遵守する甘さが消えていた。

 強化された彼の技量には鬼気迫るものがあった。その実力は反乱を起こしたグレミー・トト艦隊との交戦において、最強MSクイン・マンサを駆ったNTプルツーをして「なんてプレッシャーだ」と言わしめた程。しかしその代償として彼の精神は強化によって著しく侵され、終盤ではマシュマー自身にもその精神力を抑えきれなくなった。その余りある精神力はメガ粒子砲の直撃をも弾く領域に至ったが、最終的には搭乗していたMSザクIIIの暴走を招き、ラカン・ダカラン率いるスペースウルフ隊との交戦中に自爆してしまった。

 ハマーン・カーンに実力をかわれており、彼女本人から賜った薔薇をマシュマーは劇中ずっと大切にしていた。
 ジュドー・アーシタとの戦闘で薔薇が失われたときは心底ショックを受けていたが、最後に自爆した時は薔薇と一緒に散っていった。


 「私はやられんぞ、このマシュマー・セロ、己の肉が骨から削ぎ取れるまで戦う…ハマーン様、万歳!!