魔王の定義
魔王とは何か?
魔王とは文字通り「魔の王」です。ただし必ずしも悪魔、魔族といった類いの王とは限りません。
詳しくは無論無断リンクな →http://village.infoweb.ne.jp/~ent/darklord/ を見ると大体分かるので行ってみてください。
無断リンクなのは「事前事後の承諾・連絡は要らぬし、この「謁見の間」に限らずどのページにリンクしてもよい。」とあるので別に問題もないです。
本当は管理人さんに一言申し上げたいのだけどもう長らく管理されてない様で無念ながらも断念。
閑話休題。
魔王とは基本的に上記のページにもある様に
- 王なので必ず部下が必須であり、そしてその数は数万を超える数である必要がある。
僕の感覚では手下の数が数千数百なのは「将軍」か「貴族(上は公爵 下は子爵まで)」
もし部下の数が少ない魔王がいるとすれば大体の場合それは「 三流魔王」である。
- 魔王の一人称は必ず私ないし「余」「我」でないといけない。
これは非常に重要。たまに英語の本の悪役の一人称が「俺」になっているがあれは本当に残念。
ちなみに「俺」と自分をいう設定の魔王はいる事にはいるが大体の場合それは「 三流魔王」である。
二人称の場合もしかり。「其方」「汝」「おまえ」「〜〜○○よ」「〜〜の子よ」など、
必ず神秘的な響きをもたなければいけない。「てめぇ」や「YOU」は論外である。
「てめぇ」と使う魔王がいたとすれば、それはたいていの場合「 三流魔王」である。
- 魔王は必ず圧倒的強さをもたないといけない。
ただしその強さは何も純粋な暴力に限らず、知力胆力と形状を問わない。
しかし魔王である以上は一般人が何千人集まろうと赤子の手を捻る程度で倒せ直接的、あるいは間接的強さが必要とされる。
当然だがどう間違っても一般人に倒されてはいけない。そしてそれを実行に移すために卑怯な手段を使ってはいけない。
卑怯、そして愚劣な行動をとるのは正々堂々としては勝てない弱者の行動であり、故に魔王は愚劣な行動はとらない。
魔王たるものであれば卑怯な事をせずとも勝てる実力があるはずだからだ。さもなければその魔王は大抵は「三流魔王」である。
そして来るべき勇者との戦いで倒される日が来ても、あくまで誇り高くそれを迎え撃ち愚かな勇者に教訓を与えねばならない。
故に例え圧倒されようと鼻水など流してはならないし命乞いをしてもいけない 。
とりあえず見苦しい最後をするものは大抵の場合 「三流魔王」である。
- 魔王は軽々しく動いてはならない。魔王とは常に大計を張り巡らす為に多忙なものなのだ。
故にたかが敵対者如きに裂く時間はない。あくまで最初は部下を派遣し、問題を処理させなければならない。
それに加え、最後まで動かない事は魔王の神秘性を高める事にも繋がる。とはいえ最後まででないと只の臆病者とされてしまうので
タイミングを見計らって登場する必要性がある。初登場のシーンでのインパクトが大きければ大きい程魔王としての格はあがる。
なお、初めから自ら動きだす魔王は有能な部下がいないという事を喧伝している様なものなので大抵の場合 「三流魔王」である。
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その他増えるかもしれないがとりあえず此処まで。 何か良い意見があったら教えてくれ。
といった特徴をすべからく持っています。
要するに 魔王という存在は格好よくないといけないのです。
常に愚かな大衆をあざ笑い、大衆に畏怖され、そして常識という概念に捕われた大衆の観念を覆す。それが魔王です。
常に馬鹿馬鹿しい程に無敵で最強で誰よりも高くそして格好がいい。それが魔王です。
つまりいわゆる悪の魅力。ソレの集大成が魔王なわけです。
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